DJI Mini3とMini3 Proの違い

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DJIから新しいドローンが発売されました。

DJIから新たにDJI Mini3が発売されました!

DJI Mini3:79,750円
DJI Mini3(DJI RC付属):97,570円

DJI Mini3 Pro:116,380円
DJI Mini3 Pro(DJI RC付属):130,790円

今年発売されたDJI Mini3 Proより安価なため、何が違うのか気になる方も多いかと思いますので、どこが違うか、どちらがいいか本記事で説明していきたいと思います!!

DJI Mini3 とDJI Mini3 Proの違い

①最大飛行時間
Mini3:38分、51分※1
Mini3 Pro:34分、47分※1
まず一番わかりやすいところで比較すると、最大飛行時間です。
飛行時間は、Mini3 ProよりMini3の方が僅かながら優れております。
バッテリーは2機種とも同様のバッテリーを使用するため、バッテリー効率が上がっているのがわかります。(後に説明する、”障害物検知の数”等の影響もあるかもしれません。)
※1 インテリジェントフライトバッテリーPlusを使用した場合。

②最大下降速度
Mini3:3.5m/s
Mini3 Pro:5m/s
最大下降速度は、Mini3 Proの方が速くなっております。
最大下降速度とは、上昇させたドローンを下降(地面に向かって降ろす)させる際の速度となります。

③補足する衛星システム
Mini3:GPS + GLONASS + Galileo
Mini3 Pro: GPS + Galileo + BeiDou
衛星システムの種類を書かれても難しいとは思いますが、BeiDouを補足できるDJIのドローンはMini3 ProとMavic3シリーズとなります。
Mini3のGPS + GLONASS + Galileoは、2021年 4月15日に発売されたDJI Air2Sと同様の衛星システムとなるため、Mini3 Proの方が上位種ドローンと同様の衛星システムを補足できます。
※GPSは米国が打ち上げた31個の測位衛星による衛星測位システム
※GLONASSはロシアが打ち上げた27個の測位衛星による衛星測位システム
※BeiDouは中国が打ち上げた49個の測位衛星による衛星測位システム
※Gallileoはヨーロッパが打ち上げが24個の測位衛星による衛星測位システム

④ホバリング精度範囲
Mini3:水平 ±1.5 m(GNSSポジショニング使用時)
Mini3 Pro:水平 ±0.5 m(高精度ポジショニングシステム使用時)
③の衛星システムの差が、このホバリング精度に関わってきます。
Mini3の場合は、衛星システムを使用した際のホバリングが±1.5 mなのに対し、Mini3 Proの衛星システムを使用した際のホバリングは、±0.5 mとなっております。
水平とは、ドローンが横にずれてしまう範囲のことです。
ビジョンポジショニングを使用した際は、どちらも±0.3 mとなります。
ビジョンポジショニングについては、⑤-⑥で説明いたします。

⑤検知
Mini3:下方ビジョンシステム
Mini3 Pro:前方/後方/下方ビジョンシステム
障害物等を検知するシステムが、Mini3とMini3 Proでは違いがあります。
障害物検知システムは、ドローンが障害物に近づいた際に警告音を出したり、止まったり、避けてくれたりと、初心者にはありがたい機能となっているのですが、Mini3は下方ビジョンシステムのみとなっております。
下方ビジョンシステムとは、障害物検知の他に現在位置を維持し、ホバリングを補助する役割を持っています。

⑥下方ビジョンシステム
Mini3:【 高精度ホバリング範囲】0.5〜10 m
Mini3 Pro:【高精度ホバリング範囲】0.5〜12 m、【ビジョンセンサーホバリング範囲】0.5〜30 m、【有効検知速度】飛行速度< 3 m/s
検知にもMini3とMini3 Proで差がありましたが、その中の下方ビジョンシステムでも差があるようです。
高精度ホバリング範囲では、Mini3 Proの方が2m制度範囲が広く、その他にビジョンセンサーホバリング範囲と、有効検知速度がスペックには記載されております。

⑦カメラ
Mini3:有効画素数12 MP
Mini3 Pro:有効画素数48MP
カメラの画素数はMini3とMini3 Proでは、4倍の差があります。
画素数とは、画像の密度を表します。撮影した画像をズームした際や、大きい画面で撮影した画像を確認する際にその差が大きく現れます。
iPhoneで例えると、Mini3はiPhone14と同等の画素数の12MPです。
Mini3 ProはiPhone14 Proと同等の画素数の48MPとなっております。

⑧ISO感度
Mini3:動画/写真100~3200
Mini3 Pro:動画/写真100~6400
レンズから入ってきた光をカメラ内で増幅させることができるISO感度ですが、Mini3 Proは最大で6400となっておりますので、光が少ない場所での撮影ではMini3より優れております。

⑨静止画モード
Mini3:【パノラマ】スフィア、180°、広角
Mini3 Pro:【パノラマ】スフィア、180°、広角、垂直
DJIのドローンは静止画のパノラマ撮影が自動で行えます。
その際の自動撮影に、スペック上ではMini3は垂直が含まれていないようです。
例えば、縦に長い木の縦長パノラマ写真を撮りたい場合は、Mini3ではできないという事になります。

⑩動画
Mini3:4K:3840×2160@24/25/30 fps
Mini3 Pro:4K:3840×2160@24/25/30/60 fps、 スローモーション:1920×1080@120 fps
4K映像を撮影時、Mini3は最大30fpsとなっております。
このfpsというのは、フレーム数といって、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示すの単位です。
30fpsというのは、テレビやDVDで見るときと同じフレーム数となります。通常に見る分には十分なフレーム数ですが、動画編集等をして動画をスローモーションにした際は、映像がカクついてしまいます。
一方、Mini3 Proは最大60fpsとなっております。そのため撮影した映像を、2倍のスローモーション(30秒の動画を60秒)にしても、30fpsの動画となります。
また、Mini3 Proはスローモーション撮影に対応しております。
フルHD画質とはなりますが、120fpsで撮影ができますので、30fpsで編集した際は、4倍のスローモーションの映像を作成できます。
スポーツや、車、滝、海や川など動きのある映像をスローモーションで撮影できるのは、Mini3 Proの強みです。

⑪動画フォーマット
Mini3:MP4 (H.264)
Mini3 Pro:MP4/MOV (H.264/H.265)
動画フォーマットは、Mini3 Proの方が選択肢が多くなっておりますが、専門的な話になるので、あまり詳しくない方は、MP4ファイルのH.264で撮影することをおすすめします。(Mini3でも対応)
MP4とは、最も一般的に使用されている動画ファイル形式です。基本的にはほとんどの動画プレイヤーが対応しているので、迷ったらMP4で間違いないです。
MOVとは、Appleの標準動画形式のため、Mac等のPCで動画を編集する際は、MOVファイルの方が相性がいいですが、WndowsのPCで見れない可能性もありますので、注意が必要です。

また、H.264/H.265とは、動画を圧縮する規格です。H.265はH.264より2倍の圧縮率を誇っているため、次世代の技術と呼ばれておりますが、H.265の規格に動画編集ソフト等が対応していない可能性もあります。H.265で撮影する場合は、注意が必要です。わからない場合は、H.264での撮影で間違いないです。

⑫ビットレート
Mini3: 100 Mbps
Mini3 Pro: 150 Mbps
ビットレートとは、映像1秒間に対してのデータ量です。動画はデータ量が多いほど画質が高くなります。すなわち、ビットレートが高いほど高画質になると考えていいただければと思います。

⑬カラーモード
Mini3:ノーマル
Mini3 Pro:ノーマル/ D-Cinelike
Mini3 ProにあるD-Cinelikeとは、ノーマルモードで撮影した映像より、薄い色で撮影ができます。これは、光の情報をノーマルモードより多く取り入れているため、このような色になります。
そのため、D-Cinelikeでの撮影は、動画編集で後から色味を編集したい方向けの機能となっております。

⑭映像伝送
Mini3:DJI O2
Mini3 Pro:O3
映像伝送システムは、Mini3の場合、旧映像伝送システムとなっております。Mini3 ProのO3と比べアンテナが2本と4本と少なく、耐干渉性がMini3 Proより低いです。Mini3 Proの方が都市部や複雑な環境下での安定した映像伝送が行えます。
また、ライブビュー品質もMini3は720p/30fpsですが、Mini3 Proは、1080p/30fpsとなっており、Mini3 Proの方がより精細な映像を手元で確認することができます。
最大映像伝送距離は、Mini3が6km、Mini3 Proが8kmとなっております。
最低映像遅延は、Mini3が約200ms(0.2秒)、Mini3 Proが約120ms(0.12秒)となっております。

比較まとめ

今回は新発売されたMini3と、今年の2022年5月20日に発売されたMini3 Proの比較記事を書きました!
カラーモードやビットレート、動画フォーマット等経験者が気にするところから、飛行時間や障害物検知等初心者が気にするところまで、比較してみました!

”ドローンをまずは飛ばすことを楽しみたい!”という方は、Mini3でも十分かと思いました!
しかし、検知機能が下方にしかないため、操縦や飛行が不安な方はMini3 Proの方が安心して飛行ができるかと思います。また、映像伝送においてもMini3 Proの方が安定しているため、その面においても安心して飛行ができます!

DJIは、エントリーモデルとしてMini3を発売しておりますが、個人的な感想を言うと、映像伝送システムや衛星システムが旧システムとなっていたり、検知システムが省かれたりしているのが不安なため、初心者の方にはMini3よりはMini3 Proをおすすめしたいとは思いますが、最後はお財布と相談して決めていただければいいと思います!!

ちなみに送信機は、RC-N1とRC送信機(画面付き)を選べます。RC-N1はスマートフォンが必要となります。(スマートフォンにアプリを入れ、ドローンの映像をスマホで見ます。)
そうすると通知が来たら、映像が見づらくなることに加え、電話が来たら軽くパニックになります…。
送信機は、画面付きのRC送信機の方が高いですが、準備も楽ですし、画面も明るいためおすすめです。

初めてドローンを飛ばす方は、ドローンの関連する法律に注意して飛行をお願いいたします。
ドローンの購入後は、まず機体登録をしないと外で飛ばすことはできません。
ドローンの法律や操縦方法等詳しく学びたい方は、ドローンスクールで学ぶことができますので、是非ご利用ください!

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