ドローンの免許取得は必須?ドローンスクールで学べることは?
普段見られない空からの景色をみたい。空撮でビジネスをしてみたい。それぞれの空への思いがドローン産業を発展させ、同時にドローンの免許を発行するスクールが増えてきました。この「ドローンスクール」では、一体どのような講習を行っているのでしょうか。
免許取得は義務ではない?
2019年12月時点、ドローンの飛行において、操縦免許や資格の取得は義務化されていません。要するに、ドローンの飛行自体は「誰でも可能」ということです。ただし、飛行することが可能ということであり、いつでもどこでも飛ばして構わないということではありません。ドローンは空を飛ぶ機体ですので、航空法をはじめ、ドローンに関わる法律を守った上で操縦しなければなりません。せっかく買ったドローンが操縦できなくなってしまわないように、法律や条例などの規制をしっかり学んでおきましょう。
スクールでは何を教えているの?
SIドローンスクールを含め、JUIDA認定スクールではドローンの操縦はもちろんのこと、操縦に関わる法律や、バッテリー、電波や天候など、座学の内容が充実しています。そのため免許取得後には自信をもって操縦に臨むことができます。SIドローンスクールでのカリキュラムは以下の流れで行います。(一例ですので、天候や施設の状況によって内容が前後する場合がございます。)
【1日目】
〈操縦実技(屋内)〉
9:00~整備・点検
10:00~垂直離着陸・ホバリング
12:00~お昼休憩
13:00~ホバリング・水平移動
〈座学〉
14:30~UAS概論
15:40~法律・ルール
16:50~バッテリー
17:00~電波と無線
【2日目】
〈座学〉
9:00~気象
10:00~運用・安全確保
11:30~夜間・目視外飛行について
12:00~座学試験(操縦技能コース)
12:30~お昼休憩
〈操縦実技(屋外)〉
14:00~高度垂直離着陸/可視範囲での遠方飛行
15:00~自動航行
日没後:夜間飛行
【3日目】
〈操縦実技(屋内)〉
9:00~ホバリング、水平移動
12:00~お昼休憩
13:00~技能試験
〈座学〉
14:30~安全運航管理者講習
17:00~座学試験(安全運航管理者)
JUIDAは皆様がドローンを安全に航行させ、空を飛ばす喜びを体験してほしいということが念頭にあります。そのため、特に法律においては詳しく学ぶ事ができきます。飛行中、知らず知らずの内に法律を破っていたというようなことにならない様に、しっかりと座学講師がお教えします。
操縦実技では、GPSの入らない状況下での操縦練習を基本的に行います。GPSが切れてしまった場合でも対応できる力を身につけます。
飛行させる際に知っていただきたい法律を集中的に習得でき、操縦に関する基本的な技能を身につけられるのが、JUIDAの操縦技能コースとなっております。
資格取得は技術証明になる
操縦実技、及び座学にはそれぞれ試験があります。試験に合格すると、認定証が与えられます。認定証があると操縦技能の証明にもなりますし、撮影許可・飛行許可を得る際にも有利になることがあります。また安全運航管理者証明を併せて取得しておくと安全面への配慮も優れていると証明できるので現場で活躍の幅が膨らみます。
SIドローンスクールでは2つの資格がセットになったコースの「ドローン資格取得コース」のご用意があります。(詳細はこちら)
まとめ
2019年12月時点ではドローンの免許取得は必須ではありませんが、空撮などのドローンの仕事を探してみると「条件:資格取得者」「要免許」などの表記がみられるようになってきました。安全、並びに技術の証明ができるものが他にないからこそ「免許」という形で求められるようになってきたように思えます。自分の身の安全のためにはもちろん、ビジネスとしてドローンを用いて活躍していくためには、操縦練習、そして航行に関わる規則の勉強が大切です。
なにから始めたらいいかわからない、不安なことがある、という方はぜひ一度、ドローンスクールをご検討ください。
スクールによって、開催場所や習得までの日数、そしてお値段など様々です。それぞれのホームぺージをよく見て、自分にあったスクールを選びましょう。
なお、SIドローンスクールは千葉県で開講しているJUIDA認定スクールで、最寄り駅は浜野駅、五井駅と首都圏からも電車で来られるスクールとなっています。【ドローン資格取得コース】は3日間で、操縦技能証明と安全運航管理者証明を取得することができ、お値段は税込25万円となっております。女性講師も在籍しておりますので女性も安心してご受講いただけます。
ぜひ一度当スクールのホームページもご覧ください。 (SIドローンスクールのHP)