DJI Mini4 Pro発売!ドローン初心者におすすめの理由とは?

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DJIから新しいドローン【DJI Mini4 Pro】が発売されました!

DJI Mini4 Pro

お久しぶりです!
9月も下旬に入り、だんだんと涼しくなってきて、ドローン飛ばすのに一番ベストな気候となってきたこのタイミングで、DJIから新しいドローン【DJI Mini4 Pro】が発売されました!

DJI Mini4 Proは、DJI Mini3 Proの後継モデルとなっており、小型ながらハイクオリティな映像や過去最高レベルの性能を有しております。
では、前モデルのMini3 Proとは何が違うのか?
また、今年出たAir3とは何が違うのか?
これらを徹底的に比較していきたいと思います!

①重量は一緒

まず比較したいのが、持ち運び時に重要となる【重量】です。
こちらは、前モデルのMini3 Proと同じ重量となっております。
Air3はMiniシリーズではないため、重量は重くなっています。
■Mini4 Pro:249 g未満
■Mini3 Pro:249 g未満
■Air3:720 g

ただし、Miniシリーズは、インテリジェント フライトバッテリー Plus(別売。一部の国では使用不可)を使用する場合、機体は249 gより重くなります。と記載があります。
※持ち運びの際に気になるような重量変化ではありません。

②サイズ

サイズは、前モデルのMini3 Proよりわずかに大きくなりました。
折り畳み時は、長さが3mm、幅が4mm、高さが2mm大きくなっています。
展開時(プロペラ含む)は、長さが47mm、幅が11㎜、高さが31㎜大きくなっています。
展開時のサイズが前モデルのMini3 Proより少し大きくなっていますが、数センチの差なので、大きくは違いません。

③飛行時間

飛行時間は、通常のバッテリーを使用した際は、前モデルと同様34分となっておりますが、インテリジェントフライトバッテリーPlusを使用した場合は、2分長くなっており、47分です。

DJI Air3は通常のバッテリーで46分の飛行時間で、MiniシリーズのようなインテリジェントフライトバッテリーPlusはありません。

また、バッテリーは別のバッテリーとなるため、互換性はなく、Mini4 ProにMini3 Proのバッテリーは使えません。
そのため、Mini3 Proから買い替えを検討される場合は、バッテリーの購入も必要となります。

■Mini4 Pro:34分、45分(インテリジェントフライトバッテリーPlus使用時)
■Mini3 Pro:34分、47分(インテリジェントフライトバッテリーPlus使用時)
■Air3:46分

④速度

飛行速度は、上昇・下降・水平飛行に分けて比較していきます。
Miniシリーズは前モデルから変化はなく、速度においてはAir3の方がいずれも早くなっています。

【上昇速度】
■Mini4 Pro:5m/s
■Mini3 Pro:5m/s
■Air3:10m/s

【下降速度】
■Mini4 Pro:5m/s
■Mini3 Pro:5m/s
■Air3:10m/s

【水平飛行速度】
■Mini4 Pro:16m/s
■Mini3 Pro:16m/s
■Air3:21m/s

⑤最大風圧抵抗

最大風圧抵抗とは、どの程度の風が吹くと飛行ができなくなるかの限界値を記しています。
こちらの最大風圧抵抗も前モデルからの進化はなく、Air3の方が優れていました。
■Mini4 Pro:10.7m/s
■Mini3 Pro:10.7m/s
■Air3:12m/s

⑥カメラ

カメラについては、Miniシリーズはレンズが1つなのですが、Air3は2レンズ(広角と中望遠)あります。

イメージセンサー

ではまず【イメージセンサー】から比較しようかと思いますが、こちらは今回比較している全モデル≪ 1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP≫と同じでした。

シャッター速度

続いて【シャッター速度】は、前モデルのMini3 Proより性能が上がっており、今年発売された上位モデルでもあるAir3と同レベルとなりました。
■Mini4 Pro
12MP 写真:1/16000〜2秒(疑似長時間露光は2.5〜8秒)
48MP 写真:1/8000〜2秒
■Mini3 Pro
電子シャッター:2~1/8000秒
■Air3
広角カメラ
12MP写真:1/16000〜2秒(疑似長時間露光は2.5〜8秒)
48MP写真:1/8000〜2秒
中望遠カメラ
12MP写真:1/16000〜2秒(疑似長時間露光は2.5〜8秒)
48MP写真:1/8000〜2秒

動画解像度

動画解像度は、前モデルのMini3 Proより性能が上がりましたが、2.7Kの解像度の記載がなくなりました。
Air3同様に、4Kの100fpsでの撮影ができるようになり、より表現の幅が広がります。FHDでは、200fpsでの撮影ができるため、Mini3 Proと比較するとスローモーション撮影にも強くなりました。
■Mini4 Pro
H.264/H.265
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100*fps
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60/100/200fps
■Mini3 Pro
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60 fps
2.7K:2720×1530@24/25/30/48/50/60 fps
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60 fps
Air3
広角カメラ:H.264/H.265
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100fps
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60/100/200fps
2.7K縦向き撮影:1512×2688@24/25/30/48/50/60fps
FHD縦向き撮影:1080×1920@24/25/30/48/50/60fps

中望遠カメラ:H.264/H.265
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100fps
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60/100/200fps
2.7K縦向き撮影:1512×2688@24/25/30/48/50/60fps
FHD縦向き撮影:1080×1920@24/25/30/48/50/60fps

カラーモード

カラーモードはMini3 Proでは、D-Cinelikeが搭載されていましたが、Mini4 Proでは、 HLG/D-Log Mとなっており、上位モデルのAir3と並びました。
カラーモードとは映像編集する際に、後から色情報の修正を行います。RAW>LOG>D-Cinelikeというような順で保有する情報量が変わってくるため、編集の際にも影響があります。
映像編集を本格的に行う予定のない人は、特に気にしなくても問題ありません。ノーマルで十分にきれいな映像が撮影できます。
■Mini4 Pro
ノーマル:8-bit 4:2:0 (H.264/H.265)
HLG/D-Log M:10-bit 4:2:0 (H.265)
■Mini3 Pro
ノーマル/D-Cinelike
■Air3:12m/s
広角カメラ
ノーマル:8-bit 4:2:0 (H.264/H.265)
HLG/D-Log M:10-bit 4:2:0 (H.265)
中望遠カメラ
ノーマル:8-bit 4:2:0 (H.264/H.265)
HLG/D-Log M:10-bit 4:2:0 (H.265)

デジタルズーム

ズーム性能については、前モデルのMini3 Proではできなかった静止画の撮影の際に2倍のズームができるようになりました。
また、4K映像を撮影する際には2倍ズームだったのが4倍ズームまでできるようになりました。さすがに2レンズのAir3は望遠レンズがついているため、並ぶことはできませんでした、しっかりとアップデートされています。
■Mini4 Pro
12MP写真:1〜2倍
4K動画:1〜3倍
フルHD動画:1〜4倍
■Mini3 Pro
4K:2倍
2.7K:3倍
FHD:4倍
■Air3:12m/s
広角カメラ:1〜3倍
中望遠カメラ:3〜9倍

⑦障害物検知機能

障害物検知機能については、大きくアップデートされました。
Mini3 Proは、左右の障害物検知が搭載されておらず、横移動中に障害物があった場合は、衝突の危険がありました。
しかし、Mini4 Proは全方位の障害物検知を搭載しており、横移動中の障害物も検知します。Air3でも全方位の障害物検知を搭載しているため、同レベルの機能が搭載されました。
■Mini4 Pro:全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある3D赤外線センサーで補助的に使用
■Mini3 Pro:前方/後方/下方ビジョンシステム
■Air3:12m/s:全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある赤外線センサーで補助的に使用

⑧映像伝送システム

映像伝送システムは、Air3発売の際に発表されたO4という最新の伝送システムが搭載されました。
■Mini4 Pro:O4
■Mini3 Pro:O3
■Air3:O4

⑨送信機

送信機もAir3と同じ≪DJI RC-N2 送信機≫が採用されました。
送信機自体のサイズの変更はなく、映像伝送システムのアップデートがあったため、送信機が変更になったと思われます。
そのため、DJI RC-N2 送信機とDJI RC2送信機でも操作が可能となっております。

⑩価格

最後に一番大事な価格を比較します。
Mini3Proは10月31日まで割引しておりますので、是非この機会にご検討ください!

【RC Nシリーズ比較】
■Mini4 Pro:税込106,700円
■Mini3 Pro:税込106,700円 96,030円
(フレッシュ割引9月15日〜10月31日の期間中、最大10%オフの割引実施中。)
■Air3:税込129,800円

【RCシリーズ(画面付き送信機)コンボ比較】
■DJI Mini 4 Pro Fly Moreコンボ Plus(DJI RC 2付属)
 税込 158,180円
■DJI Mini 3 Pro(DJI RC付属)+DJI Mini 3 Pro Fly Moreキット Plus
 税込149,380円 137,390円
(フレッシュ割引9月15日〜10月31日の期間中、最大10%オフの割引実施中。)
■DJI Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC 2付属)
 税込187,000円

まとめ

今回は、DJIの最新ドローンMini4 Proと前モデルのMini3 Proと上位モデルのAir3を比較しました!
毎年新しいドローンが出るのですが、毎年しっかりとアップデートがされていて、さすがDJIと言わざるを得ないですね。

ズーム性能が欲しい方は、Air3をおすすめしますが、【初めてドローンを購入】【とりあえず撮ってみたい】という方には、Mini3 Proまたは、Mini4 Proをおすすめします。特にドローン初心者の方には、Mini4 Proの全方位障害物検知はかなりありがたい機能ですし、価格面でも高額すぎず手が届きやすいです。
Mini3 Proも十分素晴らしい機体のため、安くなっている今は、こちらもおすすめのドローンです!

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