ドローン安全運航管理者証明とはどんな資格?
「ドローン資格」で調べていると出てくる安全運航管理者証明。この資格はどのような資格なのでしょうか。
料金から、取得日数、またその役割など、今回は安全運航管理者証明の資格について説明いたします。
安全運航管理者証明はどこで取得できるの?
「安全運航管理者証明」の資格はJUIDA( 一般社団法人 日本UAS産業振興協議会 )認定のドローンスクールにて取得できます。
座学講義を受講し、修了後に行われる筆記試験に合格すると「無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者」として安全運航管理者証明証が与えられます。
2022年現在、 JUIDA認定スクールは 200校を超え、 認定操縦士の輩出も 20,000人を超えるUAS産業を牽引する規模となっています。
当SIドローンスクールもJUIDAの認定スクールです。
安全運航管理者証明を取得するための料金は?
スクールにより金額は異なります。
金額の設定はスクールに任されており、全スクールで金額は違っています。
SIドローンスクールの場合、安全運航管理者証明のみの資格取得にかかる費用は、25,000円(税込)です。
近年では、安全運航管理者証明の資格のみの受講は少なく、9割以上の方がJUIDA認定操縦技能証明の資格取得講習を受講しております。
必要な条件は?
ドローンの操縦技能証明の受講が完了していることが条件になります。
故に、安全運航管理者証明のみの資格取得はできません。JUIDA操縦技能証明をすでにお持ちの方、もしくは操縦技能証明と安全運航管理者証明のセットコース(ドローン資格取得コース)をお申込みの方が安全運航管理者証明の講義をご受講いただけます。
また、年齢は受講時に20歳を超えていることが条件となります。
年齢は、受講時に18歳を超えていることが条件となります。(2021年7月に規約が変更されました。)
安全運航管理者証明を取得するメリット
安全運航管理者証明の講義をご受講いただくと、「安全」に対する知識を学ぶことができ、飛行においての安全管理や、リスク管理の手法を、演習を通して習得することができます。(内容について詳しくは、こちら「JUIDA認定資格とは?」のいろはも併せてご参照ください。)
また、業務としてドローンを飛ばす際に、安全運航管理者証明の資格の有無が求められる場合があります。
業務としてドローンを飛行させる際には、
●操縦者(JUIDA認定 操縦技能証明資格保有)
●安全運航管理者(JUIDA認定 安全運航管理者証明資格保有)
●補助者(通行人等の第三者の立ち入り等の監視・注意喚起)
これらの3名以上の体制で、安全を確保しながら飛行させることが理想的です。
講習ではどんなことを学ぶの?
ドローン講習での講義内容は大きく3章に分かれており、
1.安全運航管理の意義
2.無人航空機に関わるリスク
3.リスクに対する安全管理の手法
これらに沿って講義を進めて参ります。
なお、講義の最後には演習を行い、リスクのあらいだし、そして潜在的な危険を見つけていくことを実際に行っていただきます。
なにが危険源であるのか、またその危険源に対するリスクの度合いはどうなっているかなど、考え、話し合いながら、「安全運航管理者」としてなにが必要かを学んでいただきます。
講習日数(時間)はどのぐらい?
安全運航管理者証明の資格取得講習はどのスクールも基本的には、半日(3時間程度)で受講できます。
SIドローンスクールでは、現在オンラインでの座学講習も行っているので、安全運航管理者証明のみ別日でオンライン講習も対応可能です。
おわりに
今回は、JUIDAの資格である「安全運航管理者講習」についてお話をしました。
ドローンの使用目的に沿って操縦技能証明証、安全運航管理者証明証の取得を目指してください。
当スクールでの安全運航管理者証明のみの資格取得をご希望の方は、お問い合わせくださいませ。
操縦技能証明の資格取得から、ご希望の方はコース一覧、もしくはお申し込みからお申し込みくださいませ。