ドローンでのソーラーパネル点検

トップ > お役立ち情報 > ドローンでのソーラーパネル点検

ドローンに搭載した赤外線カメラでソーラーパネル点検

近年ドローンの性能向上に伴い、ドローンを使用したインフラ点検が非常に注目を集めております。その中でも当スクールも実際に行っているソーラーパネル点検についてご紹介いたします。

上記動画でも説明しております通り、ドローンで点検を行うメリットは、

①点検日数が1日で終了するため、コストの削減

②赤外線カメラにより、故障個所を素早く特定

③ズームカメラにより、細かい破損の発見

これらのメリットがあります。

①点検日数が1日で終了するため、コストの削減

ドローンでの点検は非常にスピーディに終わります。
ソーラーパネル上空を飛行しながらカメラを下に向けることによって、手元の画面上にリアルタイムで映像が映し出されます。画面上の映像には、可視カメラからの映像と、赤外線カメラからの映像の両方が表示されるため、場所の特定や破損状況まで確認しながら、飛行することが可能です。
規模にもよりますが、早いと1時間ほどで点検が終了することもあります。

②赤外線カメラにより、故障個所を素早く特定

赤外線カメラを使用し映像を確認すると、破損個所はすぐに特定できます。
破損個所はその他の場所に比べ圧倒的に温度が高いです。
この温度が高い状態のまま、放置してあるのは非常に危険です。最悪の場合火災の原因となるため、早期の発見・修理が必要となります。

他に白く映っている部分は、パネルの電源部、赤く楕円系に移っている部分は、太陽の光の反射が表示されていると判断できます。

③ズームカメラにより、細かい破損の発見

赤外線カメラでは、破損の箇所の特定が容易ですが、破損の原因は確認できません。そこで活躍するのが、ズームカメラです。

ズームカメラで破損個所を確認すると、パネルに不具合があることが確認できます。

ズーム前
ズーム後

ズームした結果、パネルの右上から左に4つずれた箇所に小さな傷を発見することができます。

このように赤外線カメラとズームカメラ二つを使用して、ソーラーパネル点検を行っております。
※ドローンには二つのカメラを搭載するため、赤外カメラによる破損個所の特定と同時にズームカメラによる原因調査も行えます。

まとめ

ドローンによる太陽光パネルの点検について簡単に説明いたしました。
太陽光パネルをお持ちの方で、点検を手軽に行いたい方等是非ドローンによる点検を行ってみてはいかがでしょうか?

点検のご依頼やご不明点・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
メール:info@si-droneschool.jp

ページトップ