ドローンによるゴルフ場でのAED搬送

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ドローンによるゴルフ場でのAED搬送の実験がNHKの首都圏ネットワークにて放送されました!!

ドローンによるAED輸送実験を行う目的

夏場は、ゴルフのプレイ中に熱中症等で心肺停止に陥る人が増加します。
その際にAEDをカートで運ぶには、途中に止まっているカートを避けながら進んだり、他にプレー中のお客様を避けながら進んだり、コースに多くある木を避けながら進むため、時間がかかります。

ドローンでAEDを運ぶ場合は、木等の障害物を飛び越えていけるため最短距離で最速で運ぶことができると考え、実験を行いました。

飛行を行った機体

DJI MATRICE600PRO

MATRICE600PROは、最大積載重量(ドローンに搭載できる荷物の重量)が6kgなので、今回のAED輸送に最適だと判断しました。
※AEDの重量が3kgだったため。

ドローンの操縦はどのように行うのか?

ドローンはあらかじめ着陸地点を決めておき、その場所までは自動航行にて離陸から着陸までを行います。

上記の画像では、ウェイポイント(空中上のドローンの通過点)を3点置き、3つ目のウェイポイントに到着したら、自動航行のミッションが完了となります。
ミッション完了後の動作を自動着陸にしているため、3つ目のウェイポイントで着陸までを行います。

AED輸送実験で必要になった申請は?

今回のAED輸送実験で必要になった申請は、

●目視外飛行
●危険物輸送

上記の2つです。
今回のゴルフ場での輸送実験で、一番遠い着陸場所が1.5kmほど離れた場所であったため、操縦者から見える範囲ではなかったので、目視外飛行の申請が必要でした。
目視外飛行の際には、各中継地や着陸地、ドローンの飛行範囲の周辺に補助者を配置し、全員と連絡を取りながら操縦を行いました。

AEDというのはドローンの飛行と関係のないバッテリーを搭載するという事で、危険物輸送の申請も必要となりました。

国土交通省からの承認所

実験結果

今回の実験では、近距離(0.5km)・中距離(1km)・遠距離(1.5km)の3地点での実験を行いました。
3地点ともカートの競争も行いました。
その結果、近距離&中距離はドローンの方が早く上空には到着するのですが、ミッション完了後の着陸態勢に入ってから着陸するまでに、カートに追いつかれてしまいました。
遠距離での実験では、ドローンの方が遥かに早く目標地点の上空に到着しましたが、着陸中に送信機との電波が途絶えてしまい、着陸を中断しホームポイント(離陸地点)まで自動帰還機能で戻ってきてしました。
ゴルフ場は起伏が激しく、木も多くあるため、ドローンと送信機との電波が途絶えてしまったようです。
課題が多く残る実験結果でしたが、失敗ではありません。

【失敗というのは、転ぶことではなく起き上がらないこと】

という言葉を耳にしたことがあります。(某クイズ王の〇沢さんが言ってました。)
なので、今回の結果を元にさらに良い結果が出せるようにこれからも力を入れていきたいです。

NHK首都圏ネットワークに今回の実験が放映されました!

今回の実験は、NHKさんが取材に来て、テレビにて放映されました!
操縦者や補助者等当スクールの人間は映らなかったのですが、当スクールのドローンはばっちり映りました!!

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